2014年 02月 20日
【ご案内】2・20入江紀夫医師(小児科医・医療問題研究会)講演会
●医療問題研究会 アンコール講演会
さる2月7日に、「第14回福島県『県民健康管理調査』検討委員会」が開催され、2013年12月末現在の甲状腺検査の結果が報告されました。二次検査によって悪性ないし悪性疑いとされた子どもは計74人となり、前回2013年9月末の58人から16人増加している事がわかりました。
福島の小児甲状腺ガンは紛れもなく、異常多発(アウトブレイク)しています。早急に抜本的な対策をとらなければなりません。
避難者こども健康相談会きょうとでは、下記のとおり、医療問題研究会の入江紀夫医師による講演会を開催することになりました。
夜間の開催となりますが、ぜひ、ご参加ください。
<転送・拡散希望>
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放射能から子どもを守ろう!
福島の小児甲状腺ガン(58例)は異常事態だ!
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●2・20入江紀夫医師(小児科医・医療問題研究会)講演会
◆日時 2014年2月20日(木)午後6時30分開場・7時開会
◆場所 キャンパスプラザ・2階第3会議室
http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?frmId=585
◆参加費 一般800円、サポート会員500円、避難者は無料
◆プログラム
19:00 開会・「健康相談会きょうと」事務局から(10分)
・避難者こども健康相談会の取り組みと今後の方針
・健康相談会サポート会員の呼びかけ
・3月ドイツ国際会議をうけての講演会(5月11日)の案内
19:10 講演「福島の小児甲状腺ガン(58例)は異常事態だ!」
入江紀夫さん(小児科医・医療問題研究会) (60分)
20:10 休憩 (5分)
20:15 原発損害賠償訴訟原告の訴え(予定) (15分)
20:30 放射能健康診断100万人署名運動京都実行委(仮称)から (10分)
20:40 質疑応答(20分)
21:00 終了(予定)
◆よびかけ
福島県の18歳未満のこどもに対する健康調査において、58人の子どもたちに甲状腺ガンが発見されました。甲状腺ガン多発(アウトブレイク)という異常事態が発生しています。
県民健康管理調査検討委員会の山下俊一座長は「人数だけ見ると心配するかもしれない。しかし、20~30代でいずれ見つかる可能性があった人が前倒しで見つかった」とスクリーニング効果説を唱え、福島第一原発事故による影響を否定しています。
しかし、入江医師をはじめ医療問題研究会の医師たちは、「甲状腺ガンのアウトブレイクを否定する『スクリ-ニング効果』説には科学的根拠がない」「甲状腺がんのアウトブレイクの事実は、相対的低線量地域で相当の被曝量の存在を示し、今後の健康被害の発生を意味している」と力説します。
さらに、今直ちに行わなければならないこととして、「被ばく軽減策、つまり避難、保養、食の安全確保が必要であり、放射能健康診断、科学的な治療法、補償などの援助体制が重要である」と指摘しています。
10月14日に医療問題研究会の高松医師の講演会を開催したところ、とても好評であり、再度の開催希望が寄せられましたので、同じく医療問題研究会所属の入江紀夫医師の講演会を開催させていただくことになりました。
みなさん! 入江医師講演会にぜひご参加ください。甲状腺ガン多発の異常事態を正しく認識し、第3回目となる「避難者こども健康相談会きょうと」を成功させるとともに、子どもの命と健康を守る運動をともにすすめていきましょう。
◆入江紀夫医師のご紹介 (小児科医、医療問題研究会)
小児科学会などで放射線被ばくの健康障害を訴えています。 医療問題研究会のメンバーとして、『低線量・内部被曝の危険性ーその医学的根拠ー』の執筆者の一人。福島現地や関西において、被災した子ども達の健康相談にも関わっています。奈良市内で小児科・神経内科を開業。
◆主催 避難者こども健康相談会きょうと
〒612-8082 京都市伏見区両替町9丁目254
北川コンサイスビル203号
tel:090-8232-1664(奥森) Fax:075-622-9870
入江医師講演会のチラシはこちら
by fukushimakyoto
| 2014-02-20 19:00
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