お礼と報告(福島)

福島敦子です。

 さる15日、福島県庁へ借り上げ住宅の長期延長を求め交渉へ行ってまいりましたので、お礼とお詫びを申し上げます。

 この度は、皆さまの温かい署名活動への協力から、昨日の福島県への交渉までともに歩んでくださりありがとうございます。33名の方からの多額のカンパにより、私たちの県交渉は無事に行程を終えましたことに併せてお礼申し上げます。

 無事に帰って参りましたが、先に報告がありました通り、私には交渉は完全に決裂したとしかいえません。国は、福島県がgoサインを出せば延長すると言い、県では国のいう通りにしなければならない筋書きが出来上がっていると、県の菅野主幹を見ていて思いました。

 44987筆の署名を前に、首都圏避難者の鴨下さんが趣旨を読み上げましたが、担当者の一人が眠そうだったことに私はイライラしていました。署名を数人で手渡す間ににこやかな雰囲気を壊したのも私でした。私は、この目の前にある署名の重みを、私たちがなぜ福島県庁まで来ているのかを全くわかっていない課の人たちに、きちんと受け止めてほしいと時間をかけて言いました。なかなか署名の山を渡さない私に少し戸惑っているようでしたが。
 課の人たちにとっては、住宅というハコモノを扱っている仕事だと感じました。そこには、たくさんの思いを持った『いのち』が住んでいるのだと、私は伝えました。

 菅野主幹は、しきりに「私は、福島県民だからあなた方の気持ちは解る」と繰り返しました。県庁には、多くの県外の職員が入り、国にも干渉され、大変な状況の中で、帰還にむけた政策がまさに進んでいると感じざるを得ませんでした。マスコミも多数来ていたにも関わらず、メモをとっていた記者は2人くらい。今日も報道はないと両親は言います。何もなかったかのような福島市。
私たち県外避難者は、忘れ去られるのでしょうか。自分の非力を恥じております。いい土産話を持ってこれずすみませんでした。

 しかしながら、交渉は、まだまだ続きます。
 あきらめません。
 皆さまのご協力を願わずにはいられません。
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by fukushimakyoto | 2015-05-16 00:01 | 避難用住宅問題 | Trackback | Comments(0)

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