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【ご案内】公開学習会 国際人権法における「居住の権利」(7月17日・キャンパスプラザ京都第4講義室・13時30分)

(この学習会は東日本大震災避難者支援のための生涯学習活動です)

公開学習会

国際人権法における「居住の権利」

強制立ち退きは国際法でどう位置づけられるのか
市民社会の課題と可能性をさぐる


関西には,東日本大震災の避難者が多数生活されています。災害救助法による各地の「みなし仮設住宅」(公的住宅などの無償提供)が来年 3 月で終了される予定です。これにより多数の避難者が住む家を失うという不安に追い込まれています。
2014 年 9 月,千葉県銚子市で,県営住宅の強制立ち退きを執行された母親が当時 13 歳の娘を絞殺した事件をご記憶でしょうか? 住宅を失うという不安は,命をうばわれる不安に直結するものです。精神的苦痛はすでに始まっています。
国際人権法による「居住の権利」とは何か。「人間としてふさわしい生活の場所を得る権利」とはどのようなものか,どのように実現していくのか。今回は日本居住福祉学会の研究誌「居住福祉研究」寄稿者の報告を手がかりに,避難当事者をふくむ自由な討論によって,市民社会の課題と可能性を考えましょう。


日時 2016 年 7 月 17 日 (日) 午後 1 時 30 分から 4 時 (午後 1 時 10 分開場)
会場 キャンパスプラザ京都 第四講義室 (定員 90 人)
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR 各線「京都」下車。西へ徒歩 5 分。
資料代 一般 800 円,避難者 500 円

第 1 部 報告,映像メッセージ,解説
「区域外避難者へのみなし仮設住宅提供打ち切りの問題点」
  奥森 祥陽 (うつくしま☆ふくしま in 京都)
避難当事者からの発言 (2, 3 名を予定)
「強制立ち退き問題 次に何を伝えるか」
  斎藤 正樹 (日本居住福祉学会理事)
映像メッセージ 「被災者の居住の権利」 (25 分)
  熊野 勝之 (弁護士)
「災害避難者の保護と国際人権法」
  徳永 恵美香 (一般財団法人 アジア・太平洋人権情報センター 研究員)

 (休憩)


第 2 部 討論 ― 避難当事者の声を聴き,市民社会の課題と可能性をさぐる


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主催 災害避難者の人権ネットワーク
    http://starsdialog.blog.jp/
協力 うつくしま☆ふくしま in 京都 ―避難者と支援者のネットワーク
    http://utukushima.exblog.jp/
協力 日本居住福祉学会関西支部
    http://housingwellbeing.org/ja/



公開学習会のチラシはこちら


by fukushimakyoto | 2016-05-28 12:02 | 連携団体のイベント