2011年 09月 23日
子ども福島 アメリカへ
フクシマの教訓学んで 市民団体が米議会報告 日本政府の対応批判
<ワシントン共同>
福島県の市民団体メンバーらが訪米し19日、ワシントンの連邦議会で報告会を開催。福島第一原発事故後の日本政府の対応は不十分だと指摘し、「原発大国・米国はフクシマの教訓から学んでほしい」と語りかけた。
一行は国連総会の一般討論演説に各国首脳が集結するニューヨークも訪問する。24日まで集会やデモを開催、原発事故が市民生活に与えた深刻な影響を国際社会に訴える。
報告会で「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子さん(53)は、一般人の年間被ばく線量限度が1ミリシーベルトなのに、日本政府が定めた計画的避難区域は1年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを超える恐れのある地区だけを対象としたのは「都市部を外し、避難の費用を減らすためだ
」と指摘。
同区域外では避難したくても公的支援が得られず「避難する権利が与えられていない」と訴えた。
by fukushimakyoto
| 2011-09-23 23:21
| 反原発アクション